※本コンテンツは、2021年6月25日に開催されたJBpress主催「第6回ワークスタイル改革フォーラム」のセッション4「ワークスタイルからビジネスモデルまでNutanixのデジタルワークスペースソリューションでのデジタル・トランスフォーメーション」の内容を採録したものです。
ニュータニックス・ジャパン合同会社
マーケティング統括本部 プロダクト・マーケティング・マネージャー
三好 哲生 氏
ハイブリッドクラウドITモデルへの移行が進む
当社、Nutanix(ニュータニックス)は先日、「Nutanix Enterprise Cloud Index」(2020年版)を発表しました。今回の調査はコロナ禍のさなかに行われ、「IT部門が組織内で、より戦略的な意味合いで扱われるようになった(76%)」「理想的な運用モデルとしてハイブリッドクラウドを検討する(86%)」「ハイパー・コンバージド・インフラストラクチャ(HCI)を展開済み、または展開予定である(92%)」といった回答を得られたことが特徴的でした。
同調査のレポートの「アフターコロナに向けた優先事項」(パンデミックの影響を踏まえて回答者が掲げた、今後12〜18カ月に優先事項として取るべき行動)においては、在宅勤務への対応の改善は当たり前のこととなっており、それより上位にランキングされたのが「ITインフラストラクチャーの改善」でした。
この結果から、多くの企業がコロナの状況を受け入れてビジネスを続けていくことをすでに織り込み済みであり、視線はその先を見据えていることがうかがえます。コロナ禍で変わっていく社会で新たなビジネスを始めていくために、ITインフラ自体も見直さなければいけないという機運が生まれているのです。
また、これからのITインフラストラクチャーにおいてクラウドの利用は必然です。同レポートでは、「現状および予定しているITインフラモデル」についても調査を行いましたが、各社さまざまな形態でクラウドを利用している中、今後3〜5年先を見通して「ハイブリッドクラウドITモデル」に移行していこうとするビジョンを持っていることが分かりました。