「経験・勘・根性」の3K頼みだった営業は
デジタル活用で劇的に変わる

ソフトブレーン株式会社 取締役 本社営業本部長 兼 人財開発室長 長田順三氏

※本コンテンツは、2018年10月17日に開催されたJBpress主催「Digital & Innovation Forum 2018 ~ デジタル変革によるイノベーションの実現~」での講演内容を採録したものです。

 私たちソフトブレーンは、日本発の営業支援システム(CRM/SFA)を1999年より提供し続け、これまでに業種や規模を問わず6,700社超に導入していただき、国産ベンダー№1(※1)の座を保持してきました。しかし、多くの方が思うはずです。「CRMやSFAはかなり以前からあるけれども、そもそも日々の営業活動を本当に改革してくれただろうか」と。こうした本音が存在することはわれわれも以前から認識していましたし、それゆえに日本独自の組織・商習慣にフィットするシステムの開発や、これを使いこなすためのコンサルティングを追求してきました。それでもなお、日本の営業現場が「経験・勘・根性」の3K頼みで回っている実態を忸怩たる思いで見つめてきたのです。

(※1)IDC「国内CRMアプリケーション市場シェア_2017年」より自社推計

 ところが、本日のテーマにもなっているように、ビジネスの大きな流れがITやデジタルの活用による変革達成へと舵を切ろうとしています。加えて、生産性向上を意識したワークスタイル(働き方)の改革にもまた、多くの企業が本気で取り組むようになりました。これにより「ようやく営業現場が3Kから脱却できるチャンスを迎えた」とソフトブレーンは捉え、今度こそ真の変革を達成しようと意気込んでいるのです。