大辻雄介の「教育のIoT思議」 第4回:AIのある教室

AI・IoT時代の教育現場

大辻 雄介/2016.11.26

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Adobe先生誕生!

 最近ニュースでも話題になりましたが、Adobe社がAI(人工知能)を発表しました。その名も「Adobe先生」です(正式な表記はAdobe Sensei)。

 我々、日本人は「なんでも教えてくれる」という畏敬の念を込めて「Googleで検索すること」を「Google先生に聞いてみる」と言いますが、今後は「Adobe先生に聞いてみる」という現象が発生するかもしれません。

 ところでAdobe Senseiとは、どのようなAIなのでしょうか。AdobeといえばPhotoshopなど画像編集ソフトウェアが有名ですが、その編集に活用されるようです。

 例えば1枚の写真の編集をする際、膨大なクラウド上のほかの画像データを突き合わせ適度な明るさに自動調整してくれたり、あるいはそこに乗せる文字の適切なフォントを選んでくれたりもするそうです。

 Adobe社は「クリエイターが本当にやるべきことに集中するため、ほかのタスクをSenseiが引き取る」と言っていますが、逆に言えば「今までその程度(明るさ調整・フォント選び)しかしてこなかったクリエイター」は不要になります。

 今後は「適当にイイ感じ」にまとめるだけでなく、創造性がある(今までないものをクリエイトする)「真のクリエイター」として高次のスキルが求められることになりそうです。