自動車メーカーが繰り広げるBEV“航続距離戦争”の真実、なぜカタログスペックと実際の走行距離が大きく違うのか
自動車メーカーが覇を競い合うBEVの航続性能だが…(写真はイメージ、Guitar photographer/Shutterstock.com)
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日産の第3世代「リーフB7」。75kWhバッテリーを搭載し、公称航続距離702kmを達成
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リーフ発表翌日にトヨタが発売した改良型「bZ4X」。74.7kWhバッテリー・2WDの公称航続距離はリーフの702kmを上回る746km
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フォルクスワーゲン「ID.4 Pro」。公称航続距離は618km。夏季の実績値は500kmだった(筆者撮影)
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ホンダの軽BEV「N-ONE e:」。総容量29.5kWhという軽としては大型の電池を積み、公称航続距離295kmをうたう(筆者撮影)
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ステランティス「フィアット500e」。公称航続距離335kmに対して実績値は330km。オープン走行によりエアコン未使用という追い風はあったが、BEVとしては異例の達成率の高さだった(筆者撮影)
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日産「アリアB6」。公称航続距離は470km。早春の実航続距離は410kmだった(筆者撮影)
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BYD「シールAWD」。公称航続距離は575km。猛暑下の実航続距離は520kmだった(筆者撮影)
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日産の第2世代リーフe+。夏季の実航続距離は400km弱だった(筆者撮影)
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改良前のスバル「ソルテラAWD」。トヨタbZ4Xと同型。公称487kmに対し、実績値は350km。ただしスタート地点からの標高差が900mほどあり、位置エネルギーを加味すれば390km程度になる(筆者撮影)
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ヒョンデ「コナ Lounge」の公称航続距離は540kmだが、冷涼環境での実績値は420kmだった(筆者撮影)
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日産の軽BEV「サクラ」。冬季で110~120km、夏季で140km前後の航続はシティコミューターとしては十分だったが、公称航続距離180kmを強調した結果、顧客の評価を下げた(筆者撮影)
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ボルボ「EX30」。夏季の経済性は良くもなく悪くもなくという水準だったが、冬季の航続の落ち込みの小ささは群を抜いていた。車体の断熱構造が優れているのが主因と推察された(筆者撮影)
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