「緊急時の備え」冊子を全世帯に配布するスウェーデン(写真:AP/アフロ)
ロシアのウクライナ侵略を受け、スウェーデンは200年余り堅持した中立政策を捨て、2024年3月NATO加盟を果たした。正式加盟後に会見に臨むクリステション首相(写真:スウェーデン国防省サイトより)
スウェーデン民間緊急事態庁(MSB)が緊急発行した戦争対応マニュアル「危機や戦争に備えて」のスウェーデン語版(写真:MSB Facebookより)
国民皆兵体制を長年続けてきたスウェーデンは、冷戦終結を受け2010年に徴兵制を中止したものの、ロシアのクリミア半島侵略により2018年に再開。男女問わず18歳以上の健常人全員が対象(写真:スウェーデン軍サイトより)
スウェーデン独自の総合防衛システム(TDS)が2018年に再開され、国防軍と民間とが密接に連携。侵略に対し徹底抗戦の構えだ(写真:MSB Facebookより)
総合防衛システムに基づく防衛演習で、普段着のまま軍装品を抱え、あらかじめ決められた戦時配置場所に向かう市民(写真:スウェーデン軍サイトより)
「緊急警報」は全国が最高警戒レベルに突入したことを意味し、大音量のサイレン音30秒、無音15秒のパターンが5分間鳴り響く(写真:MSB Facebookより)
中立国時代から営々と構築し続けた民間防衛シェルター。MSBが管理し核戦争も想定(写真:MSB Facebookより)
スウェーデンの町中で数多見かける民間防衛シェルター。オレンジ色の四角形の中に白い三角形のマークが目印(写真:MSB Facebookより)
スウェーデン政府は一人一人が最低1週間自力で生き残るだけの食料備蓄を奨励(写真:MSB Facebookより)
冬期合同演習に臨むスウェーデン軍(右)と、鹿の子まだらの迷彩服をまとったフィンランド軍。中立国時代から事実上の同盟関係にあり、共にNATO加盟を果たした(写真:スウェーデン軍サイトより)
少数精鋭を誇るスウェーデン陸軍の兵力は8000人、軍全体でも約1.5万人に過ぎない。ロシアの脅威に伴い国防力の強化を急速に進めている(写真:スウェーデン軍サイトより)
「緊急時の備え」冊子を全世帯に配布したスウェーデン(写真:AP/アフロ)