川から考える日本
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【愛知県豊川】洪水被害を最小限に抑えるはずの「先人の知恵」が現代では一部地域の住民にだけ苦難を強いる元凶に

【川から考える日本】2~3年おきに浸水する愛知県・豊川の霞堤地区住民の憤り
2024.10.14(月) まさの あつこ follow フォロー help フォロー中
時事・社会
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愛知県を流れる豊川の放水路(筆者撮影)
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去年の洪水は1.5メートルまで来たと指差す小野田さん。住居は高床式で1階の農機具が水没。減価償却が終わった農機具は保険が効かず自己負担となる(2024年8月11日筆者撮影)
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国土交通省豊橋河川事務所資料「豊川の霞堤」に設楽ダム、吉田城跡の位置を筆者が加筆
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豊川市金沢町の「治水地形図」(国土地理院「治水地形図」より凡例を加えて筆者作成) 
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昭和44年8月の戦後最大の洪水による豊川左岸(豊川市)の破堤跡(2024年8月11日筆者撮影)
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国の「流域治水」イメージに「遊水池」は描かれている。出典:「河川整備基本方針の変更の考え方について」(令和5年5月26日 国土交通省 水管理・国土保全局)
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金沢地区の霞堤部分を流れる水路(祖父川)。豊川本流(写真奥)の水位が上がると、祖父川の水位も上がり、金沢地区が浸水。橋のガードレール下に簡易水位計が設置されている。(2024年8月11日筆者撮影)
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「昨年の雨ではここまで浸水しました」と祖父川沿いの電柱に残った洪水跡を指す小野田さん(2024年8月11日筆者撮影)。
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豊川放水路。水位が5メートルを超え6メートルになる見込みがなければ、水色のゲートを開けて放水しない(2024年8月11日筆者撮影)。
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