日経平均株価が2月22日、史上最高値を更新した(写真:長田洋平/アフロ)
中野 晴啓(なかの・はるひろ) なかのアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長
1987年、明治大学商学部卒業。セゾングループの金融子会社にて債券ポートフォリオを中心に資金運用業務に従事した後、2006年セゾン投信株式会社を設立。2007年4月代表取締役社長、2020年6月代表取締役会長CEOに就任し、 2023年6月に退任。9月1日、なかのアセットマネジメント設立。全国各地で講演やセミナーを行い、社会を元気にする活動とともに、積み立てによる資産形成を広く説き「つみたて王子」と呼ばれる。近著に『
新NISAはこの9本から選びなさい』『
1冊でまるわかり 50歳からの新NISA活用法』(写真:村田和聡)
澤上 篤人(さわかみ・あつと)
1947年3月28日生まれ 愛知県出身、71年から74年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。その後、80年から96年までピクテ・ジャパン代表を務める。96年にさわかみ投資顧問(現 さわかみ投信)を設立し、99年には「さわかみファンド」を設定。日本における長期運用のパイオニアとして熱い支持を集めた。現在は、さわかみグループ総帥として長期投資の啓蒙活動に精を出すと同時に、「カッコ好いお金の使い方」のモデルとなるべく財団活動にも積極的に取り組んでいる。近著に『
暴落ドミノ 今すぐ資産はこう守れ!』(明日香出版社)(写真:村田和聡)
日経平均株価は年初来、急騰してきたが=2024年2月16日撮影(写真:ロイター/アフロ)
中野氏(左)と澤上氏(右)はともに、いまの株価水準は長続きしないと見る(写真:村田和聡)
「過剰流動性はもはや限界」と語る澤上氏(写真:村田和聡)
中野氏は小手先の経営指標の改善では意味がないと強調する(写真:村田和聡)