2023年のノーベル物理学賞は、アト秒物理学に貢献した3氏に与えられる(写真:新華社/アフロ)
超々強力レーザーを照射された原子内の電子は、一瞬、高いエネルギー状態に移り、また元のエネルギーに戻ります。この過程で、電子はレーザーの光子を2個、あるいは3個、あるいはもっとたくさん吸収し、それからそのエネルギーを全部1個の光子として放出します。 © Johan Jarnestad/The Royal Swedish Academy of Sciences
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下から、元の波形、波長が1/2、1/3、1/4の波形。
これらを足すと、合成された波形は持続時間の短いパルス状になる。これが、アト秒光パルスを生成する原理。