ローカル線をさらにダメにするのは、JRが主張する間違った「上下分離」だ

【後編】えちごトキめき鉄道・鳥塚亮社長に聞く鉄道再生術
2023.3.28(火) 池口 英司 follow フォロー help フォロー中
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自社で運営するレールパークでハロウィンイベントを開催するなど、地元の人に楽しんでもらう仕掛けも(写真提供:えちごトキめき鉄道、以下も)
鳥塚亮(とりづか・あきら)氏 1960年生まれ東京都出身。元ブリティッシュ・エアウェイズ旅客運航部長。2009年に公募で千葉県のいすみ鉄道代表取締役社長に就任。ムーミン列車、昭和の国鉄形ディーゼルカー、訓練費用自己負担による自社養成乗務員運転士の募集、レストラン列車などをプロデュースし、いすみ鉄道を一躍全国区にし、地方創生に貢献。2019年9月、新潟県の第三セクターえちごトキめき鉄道社長に就任。NPO法人「おいしいローカル線をつくる会」顧問
えちごトキめき鉄道が運営するテーマパークの「直江津D51(デゴイチ)レールパーク」
えちごトキめき鉄道は、JR西日本が長らく保管していた建築限界測定車「オヤ31」を譲り受けた。針状の爪を車両から飛び出させて、線路の周囲にある建築物や構造物が車両に接触しない範囲(建築限界)に収まっていることを確認する試験車両だ。「花魁のかんざし姿」のようにみえるため、「おいらん車」とも呼ばれる。こうした鉄道遺産も展示などに活用し、鉄道ファンの人気に応える
桜を車窓に走るリゾート列車、えちごトキめき鉄道「雪月花」。今度、福島県の会津地方と新潟県の魚沼地区を結ぶJR只見線で運行される

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