本コンテンツは、2024年11月に配信したJapan Innovation Review主催の「第6回物流イノベーションフォーラム」における「基調講演:持続可能な物流の実現に向けて/二村真理子氏」のアーカイブ配信動画です。

「2024年問題は今後も続く」。東京女子大学の二村真理子教授は、そう見通しを語ります。決め手となる対策は無い中、物流効率化のためにどのような施策が考えられるのか。また、気候変動問題にはどのように対応すべきか。二村教授が物流業界の課題解決に向けた道筋を提示します。

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講師よりメッセージ

 現在、物流業界は労働力と環境という厳しい2つの制約に直面しています。この課題を克服し、持続可能な物流を維持するためには、様々な工夫とそれを促進するための政策が必要とされています。現在、行われている物流効率化のための政策と気候変動に関連する政策を紹介しながら、2つの課題克服の方策を考えます。

【TOPICS】

  • 近年の物流をとりまく環境変化
  • 「物流2024年問題」とは
  • トラックドライバーの働き方をめぐる現状
  • 2回にわたる物流政策パッケージ
  • 物流革新緊急パッケージより「物流の効率化」
  • 例:商慣行の是正と標準パレット(T11型)の活用
  • 貨物輸送と気候変動問題への対応
  • 荷主と物流事業者の連携
  • サプライチェーン単位の排出削減