* 本コンテンツは以下講演の【講演動画】と【全文採録記事】で構成しています *
第3回 サイバーセキュリティフォーラム
特別講演1「『守りのDX』は『攻めのDX』推進のため。アステラス製薬のグローバルなサイバーセキュリティの取り組み」
開催日:2023年3月24日(金)
主催:JBpress/Japan Innovation Review
生活者や社会と常時接続され、あらゆるものが測定される時代、増大するデータを医療に生かすことがますます期待されています。そんな中で「製薬業界は情報産業だと言っても過言ではない」と話すのは、アステラス製薬情報システム部長(当時)の須田真也氏です。
バリューチェーンのあらゆる段階において膨大なデータを扱う製薬業界では、セキュリティインシデントが患者さんの不利益に直接つながってしまうと、須田氏は話します。そして、だからこそ、「攻めのDX」で得られた結果を安心して活用するための「守りのDX」が必要なのだと語ります。
世界70カ国以上でビジネス展開をする同社では、セキュリティ対応にもグローバルな体制とスピードが求められます。また、コロナ禍を経て、社員の働く環境の自由化も進んでいるといいます。そのような状況で、同社の「守りのDX」を支える組織体制やソリューションとは一体どのようなものなのでしょうか。須田氏が詳しく解説します。
【TOPICS】
- アステラス製薬について
- アステラスのVISION――患者さんに「価値」をもたらすために
- 「経営計画2021」――2025年のVISION実現に向けた3つの目標と、その達成の要
- デジタル・アンビション――DX Visionの実現に向けた、アステラスならではのアプローチとは
- データ駆動型社会でのセキュリティ対策の重要性
- 製薬業界のバリューチェーンにおけるデータとの関わり方
- 情報セキュリティの基本要素と製薬業界におけるリスク
- グローバルに対応する社内外のサイバーセキュリティ体制
- 働く環境の多様化に伴うセキュリティ対応の変化
- アステラスのセキュリティソリューションの全体像
- OTセキュリティ対策のポイント