大谷観音・平和観音と宇都宮餃子
資料館で涼をとったあとは、すぐそばの大谷寺へ。ご本尊の千手観音(高さ4m)は、平安時代(810年)、弘法大師の作と伝えられています。ご本尊の千手観音はじめ脇堂の釈迦三尊・薬師三尊・阿弥陀三尊の合計10躰の石仏は、国の特別史跡と重要文化財に指定されています。東の磨崖仏として知られ、美術的にも優れた貴重な石仏です。
大谷寺の向かい側の岩壁に彫られているのが、太平洋戦争の戦死戦没者の供養と、世界平和を祈って彫刻された高さ27メートルの観音像「平和観音」です。東京芸術大学教授・飛田朝次郎氏が制作を手がけ、大谷の石工達が6年の歳月をかけて彫刻。昭和29年に完成しました。
1日の最後は、宇都宮名物の餃子とビールですね。東武宇都宮線東武宇都宮駅東口から徒歩約7分「来らっせ本店」には、「宇都宮みんみん」「めんめん」「香蘭」「龍門」「さつき」という人気の5店の餃子が食べられる常設店舗、30種類の餃子を曜日ごとに日替わりで提供し、1皿で5店舗の味を楽しめる「盛合わせ」もある日替わり店舗、お土産コーナーがあります。
宇都宮餃子のテッパンは「宇都宮みんみん」と「正嗣」ですが、おすすめしたいのはJR宇都宮駅から車で約20分のところにある「うつのみや幸楽」です。焼き餃子や水餃子はもちろん、さっぱり味のラーメンも美味しいお店です。観光客にも地元の方にも人気のお店ですが、夜営業開始の16:30頃が比較的空いているのでねらいめです。
また、宇都宮は「カクテルの街」とも呼ばれ、バーテンダーのいるお店が多いことでも知られています。
バーを梯子して1泊してもよいですし、日帰りでもしっかり堪能できるのが宇都宮。ぜひ気軽に行ってみてください。