本多正信ゆかりの地
●本證寺(愛知県安城市)
鎌倉時代後期に慶円上人によって創建された浄土真宗の寺院。三河一揆では、一揆勢の中心拠点の一つとなった。
二重の堀と土塁をもつことから、「城郭寺院」とも呼ばれる。
本多正信は本證寺に通っていたといわれ、正信の供養塔と伝わる碑が中庭に佇んでいる。
●徳本寺(東京都台東区)
東京都台東区西浅草に建つ寺。
三河国(愛知県)に創建されたが、檀家である本田正信の願いで江戸の神田に移り、さらに明暦3年(1657)の大火後、西浅草に移転した。
境内の「絹本著色本多正信像(附同夫人像)」は、国の重要文化財に指定されている