武蔵小杉のタワマンも浸水した6年前の「多摩川水害」は人災か、川からの逆流防ぐゲートを川崎市はなぜ閉めなかった
2019年10月14日、川崎市山王町にて(撮影・提供:台風19号多摩川水害を考える川崎の会)*写真は一部加工しています
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川崎晶子原告団長(左)と西村隆弁護団長(「台風19号多摩川水害6周年フォーラム」で2025年10月10日に筆者撮影)
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出典:川崎市 *右が東京湾、左が上流 (https://www.city.kawasaki.jp/800/cmsfiles/contents/0000154/154722/0925.pdf
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山王樋管の開閉を行うゲート。ゲートにおける川の水位が町側の地盤よりも高ければ逆流する(川田操さん2019年11月11日撮影・提供)
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自宅が被災し、原告となった川田操さんが2019年11月11日に上丸子山王町で撮影・提供
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「住宅街で少しでも空いたスペースがあると、そこが被災ごみ置き場になりました」(川崎原告団長)と当時の写真と比較してくれた(2025年10月30日筆者撮影)
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「令和元年東日本台風による排水樋管周辺地域及び河川関係の浸水に関する検証報告書」(川崎市、2020年10月30日)の「浸水シミュレーションによる検証」より筆者作成
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出典:「令和元年東日本台風による排水樋管周辺地域及び河川関係の浸水に関する検証報告書」(川崎市、2020年10月30日)
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改良工事済みの山王ゲート。堤防の下を樋管が通り、住宅街の地盤の高いところから、川へと自然排水される仕組みだ(2025年10月30日筆者撮影)
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計画通りの堤防の厚さと高さがここで終わっている。2019年台風19号で、鉄橋下の低く薄い堤防から川が溢れた。「ここで堤防が切れたら被害は数兆円単位の損害、数百億で事前に対策をすればそれが防げる」と説明する中山幸男さん(2025年10月23日に筆者撮影)
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