【特別編】これが明治のAランク土木遺産群…嵯峨野観光鉄道による日本初の取り組み 鉄道線路上を走るレールマウンテンバイク(写真提供:嵯峨野観光鉄道、以下、記載ない写真は筆者撮影) (画像1/19) 春のシーズンは時期限定でライトアップされる桜が見事(写真提供:嵯峨野観光鉄道) (画像2/19) トロッコ亀岡駅のホームから線路上に降りる。ここから非日常の体験が始まった (画像3/19) 最初の鉄橋は狭い保線用通路を歩いて渡る (画像4/19) 保津川に沿ってしばらく走る。旧線時代から天候の変わりやすい区間だ (画像5/19) トンネル入口で一旦下車。社員お手製のパネルを使った説明がわかりやすい (画像6/19) 煉瓦のトンネルを前に社員の説明に聞き入る筆者(左、写真提供:嵯峨野観光鉄道) (画像7/19) 朝日トンネルには「朝日隧道東口」の扁額と、装飾性を高めるために設けられた矢筈積みが上部に見られる。トンネルでは全国でも珍しい積層方法だ (画像8/19) 右手断崖に延々と続く垂直な擁壁が災害に悩まされた歴史を物語る (画像9/19) 山の中腹に張り巡らされた落石防止柵。災害の歴史についても隠さずに説明され、理解がより深まった (画像10/19) 煉瓦の中央部に見られる円形のマークが刻印で、トンネル建設時の貴重な遺構だ (画像11/19) 次々にトンネルが現れるたび吹雪になった。軌道自転車は遮るものがなく、迫力十分 (画像12/19) アーチ部分が煉瓦のトンネル内部を走る。まるで映画の世界に入ったよう (画像13/19) 土木学会の選奨土木遺産Aランクの清瀧トンネル入口は、西洋の城郭を思わせる造り。保津川からの景観を意識して造られ、明治期の設計者のセンスと技術力に驚かされる (画像14/19) 貴族院議員・近衛篤麿の揮毫による扁額(プレート)の「清瀧」の文字 (画像15/19) 2人乗りのレールマウンテンバイクはNPO神岡町づくりネットワークの協力により岐阜県からトラックで輸送されたもの。電動機付き自転車の要領で自走する (画像16/19) 間近で眺められた保津川橋梁。保津川下りの舟を考慮し、川中に橋脚を設けていない珍しいトラス橋も貴重な土木遺産だ(写真提供:嵯峨野観光鉄道) (画像17/19) 復路の保津峡駅付近では青空に恵まれ、美しい保津川の景観をゆっくり味わえた (画像18/19) トンネルのような満開の桜の中をゆく、嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車(写真提供:嵯峨野観光鉄道) (画像19/19) 【特別編】これが明治のAランク土木遺産群…嵯峨野観光鉄道による日本初の取り組み この写真の記事を読む