主要通貨の中で一人負け状態の円(写真:ロイター/アフロ)
唐鎌大輔(からかま・だいすけ)氏 みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト。2004年慶応義塾大学経済学部卒。JETRO、日本経済研究センター、欧州委員会経済金融総局(ベルギー)を経て2008年よりみずほコーポレート銀行(現みずほ銀行)。財務省「国際収支に関する懇談会」(2024年3月~)委員として、リードスピーカーを務めた。著書に『「強い円」はどこへ行ったのか』(日経BP社、2022年9月)、『アフター・メルケル 「最強」の次にあるもの』(日経BP社、2021年12月)、『ECB 欧州中央銀行: 組織、戦略から銀行監督まで』(東洋経済新報社、2017年11月)など。TV出演:テレビ東京『モーニングサテライト』など。note「唐鎌Labo」にて今、最も重要と考えるテーマを情報発信中