土の城を撮るなら「広角レンズ」で…土塁や空堀など草木に覆われた地面には、画角10度の差がモノをいう 山中城本丸裏手の空堀 写真=西股 総生(以下同) (画像1/8) 増尾城(千葉県)の空堀(24mm相当で撮影) (画像2/8) 杉山城(埼玉県)の虎口。画面左下から曲輪内に向かう通路が直角に折れ、土橋となって虎口に導かれる様子をがわかる構図とした(24mm相当) (画像3/8) 葛山城(静岡県)二ノ曲輪。画面右下の虎口は枡形となっており、通路は直角に折れて画面奥へと導かれる。画面奥に主郭の切岸が見える(28mm相当) (画像4/8) 高天神城(静岡県)遠望。湿地や水田の中に屹立する占地を表現するため、遠望写真をあえて広角レンズで撮ってみた(28mm相当) (画像5/8) 小机城(横浜市)の空堀を24mm相当で撮影。このような巨大な空堀を撮るにはやはり24mmの画角が有効だ (画像6/8) 菅谷城(埼玉県)の空堀と土塁を28mm相当で撮影。整備された城なら28mmでもけっこう撮れることがわかる (画像7/8) 滝山城(東京都)の中ノ丸。広大な曲輪を超広角17mmで撮ってみたが、漠然と広いだけでイマイチ締まりのない構図で、右隅にはゴーストも出ている。画角が広い分、余計な光も拾ってしまうわけだ (画像8/8) 土の城を撮るなら「広角レンズ」で…土塁や空堀など草木に覆われた地面には、画角10度の差がモノをいう この写真の記事を読む