ベストセラー『土偶を読む』が評価された背景にあった専門知批判のストーリー
『土偶を読むを読む』を出版した望月昭秀氏(撮影:内海裕之)
(画像1/8)
『土偶を読むを読む』(文学通信/編者:望月昭秀/執筆者:小久保拓也、佐々木由香、菅豊、白鳥兄弟、松井実、望月昭秀、山田康弘、山科哲、吉田泰幸)
(画像2/8)
望月昭秀(もちづき・あきひで)
1972年、静岡県静岡市生まれ。ニルソンデザイン事務所代表。書籍の装丁や雑誌のデザインを主たる業務としながら、出来心で都会の縄文人のためのマガジン『縄文ZINE』を2015年から発行し編集長をつとめる。著書に『縄文人に相談だ』(国書刊行会/文庫版は角川文庫)、『蓑虫放浪』(国書刊行会)、『縄文ZINE(土)』、『土から土器ができるまで/小さな土製品をつくる』(ニルソンデザイン事務所)など。現代の縄文ファン。
(画像3/8)
埼玉県滝馬室遺跡出土のミミズク土偶(出典:国立文化財機構所蔵品統合検索システム
ミミズク土偶は『土偶を読む』ではイタボガキの精霊とされたが、「イタボガキは縄文時代に食用とされていなかった」(望月氏)
(画像4/8)
『土偶を読むを読む』より(55ページ引用)
(画像5/8)
(画像6/8)
(画像7/8)
(画像8/8)
ベストセラー『土偶を読む』が評価された背景にあった専門知批判のストーリー
この写真の記事を読む
次の記事へ
ベストセラー『土偶を読む』の反論本著者が語る検証の杜撰さ、メディアの責任
関連記事
ベストセラー『土偶を読む』の反論本著者が語る検証の杜撰さ、メディアの責任 日本考古学史上最大の謎「土偶の正体」がついに解明 土偶の正体、ひらめきを得た森での「事件」 3000年以上繁栄したメキシコ古代文明の至宝、その独自の世界観と造形美の全貌 全国に存在する「生殖器信仰」の意味とその変遷

本日の新着

一覧
赤門、安田講堂、イチ公、上野英三郎博士と「ハチ」……異色の東京大学ガチャはなぜ生まれたのか?
安田講堂の建物の傷まで再現、原型師が見せた驚きのこだわりと東京大学が示した知と遊びのハイブリッド
尾松 洋明
トランプ関税の本質、恐怖の「次の一手」は…「お化け屋敷」状態の国際情勢、出口どこに?
【JBpressナナメから聞く】オウルズコンサルティンググループCEO・羽生田慶介氏④
羽生田 慶介 | 細田 孝宏
それでも退職代行・引き止めサービスが活況を呈する背景と問題点、会社と社員の意思疎通はなぜ壊れるのか
川上 敬太郎
【書評】『後継者不足時代の事業承継』〜事業承継と女性のキャリア形成、「当事者」による葛藤についての論考〜
評者:安川 新一郎(東京大学客員研究員 グレートジャーニー合同会社代表)
安川 新一郎<Hon Zuki !>
フォロー機能について

フォロー機能とは、指定した著者の新着記事の通知を受け取れる機能です。
フォローした著者の新着記事があるとヘッダー(ページ上部)のフォロー記事アイコンに赤丸で通知されます。
フォローした著者の一覧はマイページで確認できます。
※フォロー機能は無料会員と有料会員の方のみ使用可能な機能です。


設定方法

記事ページのタイトル下にある「フォローする」アイコンをクリックするとその記事の著者をフォローできます。


確認方法

フォロー中の著者を確認したい場合、ヘッダーのマイページアイコンからマイページを開くことで確認できます。


解除方法

フォローを解除する際は、マイページのフォロー中の著者一覧から「フォロー中」アイコンをクリック、
または解除したい著者の記事を開き、タイトル下にある「フォロー中」アイコンをクリックすることで解除できます。