あえて「強襲」を選ぶ戦国武将のリスクマネジメント

戦国武将と合戦のリアル
2020.8.13(木) 西股 総生 follow フォロー help フォロー中
生活・趣味歴史
シェア0
このエントリーをはてなブックマークに追加
この写真の記事へ戻る
静岡県三島市の山中城。撮影/西股 総生
写真1:1590年、豊臣秀吉は小田原の北条氏を攻めるため、箱根路にある山中城に大軍で攻めかかった。写真は出丸から三島方面を眺めた情景。出丸は中村一氏隊の強襲により午前中に陥落した。
写真2:巨大な空堀に囲まれた山中城の西ノ丸(画面右手)。西ノ丸は徳川隊が猛攻を仕掛けて突入に成功した。
写真3:北条丸の虎口(入口)。ここを突破すれば、城の中枢部まであと少し。しかし、土塁の上からは矢弾の雨が降り注いだことだろう。
写真4:主郭(本丸)の奥にある櫓台。記録によれば、ここで敵味方が乱戦を繰り広げるなか城将の松田康長が討たれた。落城は夕刻に近い頃だった。
写真5:真田昌幸が守る上田城(長野県)は、関ヶ原合戦の前哨戦で徳川秀忠を数日間、釘付けにし、結果的に秀忠の率いる徳川主力は決戦に間に合わなかった。現在残る上田城は近世に再興された城。家康はよほど頭にきたらしく、昌幸の上田城を破壊してしまったからだ。

ライフ・教養の写真

「浅田真央さんのトリプルアクセルから始まった」中継担当者が語る、勝ち負けだけではないフィギュアスケートの魅力
住宅ローンは最長35年ではなく「50年超」の時代、バブル崩壊時の悪夢“100年ローン破綻”の再来はないのか
「八村発言」が日本バスケ界に激震を呼んだ理由、絶好調Bリーグだが「カネ儲けと選手強化」にジレンマ
今年のナイキ「EKIDEN PACK」はどう進化した?選手たちが語るコレクションの魅力と箱根駅伝への思い
「納得がいかない」「誤審ではないか」紛糾する事態は数知れず…なぜサッカーのVARだけが問題となるのか?
『源氏物語』だけじゃない、時代を超えて愛される「平安文学」の魅力と影響、当時の批評から国宝の屏風、現代作品も

本日の新着

一覧
なぜ、米国人は「MAGA」に熱狂するのか…“偉大な”1900年頃を想起させる危ない思想
藤 和彦
アマゾン、コスト削減続くも注力分野に重点投資
紆余曲折の事業計画、今後は生成AIとクラウド強化
小久保 重信
住宅ローンは最長35年ではなく「50年超」の時代、バブル崩壊時の悪夢“100年ローン破綻”の再来はないのか
山下 和之
ここまできた、中小製造業の人手不足を補う技術がスゴイ…南部鉄器のベテラン職人の思考が詰まった「AI師匠」も誕生
【公庫総研と考える】伝統の感覚・技術・頭脳まで省力化投資で補完する時代に
田中 哲矢
フォロー機能について

フォロー機能とは、指定した著者の新着記事の通知を受け取れる機能です。
フォローした著者の新着記事があるとヘッダー(ページ上部)のフォロー記事アイコンに赤丸で通知されます。
フォローした著者の一覧はマイページで確認できます。
※フォロー機能は無料会員と有料会員の方のみ使用可能な機能です。


設定方法

記事ページのタイトル下にある「フォローする」アイコンをクリックするとその記事の著者をフォローできます。


確認方法

フォロー中の著者を確認したい場合、ヘッダーのマイページアイコンからマイページを開くことで確認できます。


解除方法

フォローを解除する際は、マイページのフォロー中の著者一覧から「フォロー中」アイコンをクリック、
または解除したい著者の記事を開き、タイトル下にある「フォロー中」アイコンをクリックすることで解除できます。