戦国合戦「兵糧攻め」で苦しむのはどっち?

戦国武将と合戦のリアル
2020.8.12(水) 西股 総生 follow フォロー help フォロー中
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兵糧の確保は戦略の生命線。撮影/西股 総生(以下同)
写真1:山形県の畑谷(はたや)城。最上義光が敵の侵攻を食い止めるために築いた城だが、1600年に直江兼続の猛攻により一日で落城。攻め手の中には前田慶次もいた。
写真2:岡山城天守。左手に付属する建物は「塩蔵」と呼ばれており、城の中枢部に食料庫が設置されていたことがうかがえる。現在の建物は鉄筋コンクリートによる再建。
写真3:小田原城の惣構(そうがまえ)。1590年、豊臣秀吉が北条氏の小田原城を兵糧攻めにしたのは有名な話。だが、巨大な惣構の突破を断念した結果、不本意な長期戦に引き込まれた、というのが実情だった。
写真4:秀吉が小田原攻めの本営として築いた石垣山城。秀吉本人は尊大に振る舞っていたが、末端の将兵は深刻な食糧不足に陥っていたことが、記録に見える。
写真5:新潟県の箕冠(みかむり)城から見た秋の頸城(くびき)平野。稲の刈り入れが進んでおり、画面左奥には春日山城が見える。戦国武将たちも、こうした情景を眺めながら作戦を練っていたのだろう。

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