「儲からない」ドキュメンタリー作品で食っていく法

田原総一朗が探るテレビの最前線~ネツゲン・大島新氏インタビュー(後編)
2019.2.2(土) 阿部 崇 follow フォロー help フォロー中
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『ドキュメンタリー映画は、配給宣伝費も入れれば制作に1000万円はかかりますが、劇場に1万人のお客さんが来てくれても半分程度しか回収できません』(大島)。「映画は作るのも大変だけど、出来上がってからも大変ですよね」(田原)
大島 新:映像ディレクター、株式会社ネツゲン代表取締役。1995年、早稲田大学を卒業し、フジテレビに入社。「NONFIX」「ザ・ノンフィクション」などドキュメンタリー番組のディレクターを務める。1999年フジテレビ退社、フリーディレクターとして活動した後、2009年に株式会社ネツゲンを設立、代表取締役に。MBS『情熱大陸』、NHK-BS『英雄たちの選択』などテレビ番組を制作する一方、ドキュメンタリー映画の制作にも乗り出す。監督作品に『シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録』(第17回日本映画批評家大賞ドキュメンタリー作品賞受賞)、『園子温という生きもの』、プロデュース作品に『カレーライスを一から作る』『ラーメンヘッズ』『ぼけますから、よろしくお願いします。』がある。
ドキュメンタリーとしては異例のヒットを続ける、映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』
田原総一朗:東京12チャンネル(現テレビ東京)を経てジャーナリストに。『朝まで生テレビ』(テレビ朝日)、『激論!クロスファイア』(BS朝日)などに出演する傍ら、活字媒体での連載も多数。近著に『AIで私の仕事はなくなりますか?』 (講談社+α新書) など。

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