深海を舞台に行われる国際レース(競技)「Shell Ocean Discovery XPRIZE」に参加する「Team KUROSHIO」共同代表の皆さん。左右の赤い機体がレースで使われる海中探査ロボット「AE2000a」と「AE2000f」(ともに東京大学生産技術研究所所有)。
「Team KUROSHIO」にはJAMSTEC(海洋研究開発機構)、東京大学、九州工業大学、海上・港湾・航空技術研究所、三井造船(株)、日本海洋事業(株)、KDDI総合研究所の7機関が参加。若手ロボット技術者・研究者らを中心に結成された。
「Team KUROSHIO」がレースで使うAUV「AE2000a」と「AE2000f」(ともに東京大学生産技術研究所所有)。2台を使った海底熱水地帯の調査実績もある。
洋上中継器ASV(三井造船所有)。写真では人が乗っているが本番では無人。海中でのAUVの位置を計測し、AUVの航行を海上から支援するとともに、陸上にいるオペレーターに情報を伝える。
3月、日本のとある海域で、ラウンド1を想定した海域試験を連日実施。開発・運用担当メンバーが早朝から日没まで奮闘。強風の日もあり船酔いするメンバーも。ロボットが探査すれば船酔いに悩む必要もない。「Team KUROSHIO」ツイッター
@team_kuroshioより。
同じく3月、三井造船で行われた機器の開発試験の様子。急ピッチでさまざまな試験が行われている。「Team KUROSHIO」ツイッターより。
海中探査ロボットによる画像。AE2000aでは広範囲の画像が、AE2000fには3Dマッピング装置を搭載し、海底の詳細な地形データが得られる。下段の画像では紅ズワイガニの足までわかる。