産業用ドローンはブレイク前夜、離陸へのカギは? 要素技術の開発はほぼ終了段階、ドローン研究の第一人者に聞く 2015.12.29(火) 長倉 克枝 フォロー フォロー中 シェア87 Tweet この写真の記事へ戻る 自律制御システム研究所が開発・販売をする産業向けドローン「ミニサーベイヤー」を持つ野波さん。これまでに100台以上を出荷しているという 野波健蔵(のなみ・けんぞう)氏。1972年福井大学卒。79年東京都立大学大学院修了。工学博士。85~93年NASAシニア研究員、千葉大学助教授等 を経て、94年千葉大学教授就任。80年代より自律制御ロボットの研究を開始し、90年代半ばからは、紛争地帯に残された地雷除去や海底測量、送電線の高 所点検作業向けの作業ロボットを次々と開発する。2005年よりマルチーローターヘリの自律制御研究を本格化させ、大小さまざまなモデルを開発。2014 年特別教授に就任。13年には大学ベンチャーである自律制御システム研究所を設立。現在、代表取締役社長。