本コンテンツは、2025年6月に配信したJapan Innovation Review主催の「第10回 戦略人事フォーラム」における「特別講演:企業の持続的成長に向けた「ニュータイプ」のリーダー選出と人材戦略/山口周氏」のアーカイブ配信動画(31分04秒)です(役職等を含め、内容は講演当時のものです)。

 長年にわたりコンサルティング業界で活躍し、独立研究者としても注目を集める山口周氏が登壇。「企業の持続的成長に向けた『ニュータイプ』のリーダー選出と人材戦略」について語った。世界中のさまざまなデータを基に、「昭和型のリーダー・組織」と「これからのリーダー・組織」が全く異なるものであることを証明する内容となっている。

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講師よりメッセージ

 20世紀後半において大きな価値を持っていた安全・快適・便利という三つの価値が急速に飽和しつつある中、かつて大きな成果を生み出した「正解を出す」「論理的に考える」「綿密に計画する」「専門家に頼る」といった「昭和型の優秀人材=オールドタイプ」の行動様式が時代に合わなくなってきている。では、これから先の時代に求められるのはどのような行動様式なのだろうか? 本講義では、これまで忌避されていた「問題を提案する」「予測を信じず、妄想する」「とりあえずやってみる」「シロウトを活かす」といった思考・行動様式が、なぜこれからの時代に求められる「ニュータイプの思考・行動様式」なのか、についてお話しします。

【TOPICS】

  • 業績を決めるのは「商品」でも「戦略」でもなく〇〇
  • 前提として知るべきリーダーシップの6つのスタイル
  • 「高パフォーマンス=高ポテンシャル」ではない
  • 日本企業とフォーチュントップ企業との差異
  • ユニコーン企業の創業経営者の創業時年齢は30歳前後がピーク
  • 主要国の権力較差指標と国際競争力についての分析
  • イノベーション競争の勝敗を分ける決定的な違い