本コンテンツは、2025年5月に配信したJapan Innovation Review主催の「第8回法務・知財DXフォーラム」における「基調講演:法務部門の役割とこれからの時代に求められる在り方/朽木鴻次郎氏」のアーカイブ配信動画(28分59秒)です(役職等を含め、内容は講演当時のものです)

 任天堂で総務・法務部門を率いた朽木氏が語る、法務部門の過去・現在・未来。従来の契約審査やリスク管理を超え、今や法務は企業戦略に寄与する“攻め”の存在へ。DXや知財戦略、ガバナンスの強化を背景に、経営層と現場、外部専門家をつなぐハブとしての法務部門の新たな価値とは。経営に資する法務の在り方を、現場視点とマネジメント視点の双方からひも解く実践的講演です。

講演動画はコチラ

講師よりメッセージ

 企業法務の役割は、契約審査や紛争対応といった従来型のサポート機能にとどまらず、近年では経営の意思決定や組織全体のリスクマネジメントに関与する戦略的部門への変貌が求められています。法務部門の歴史的な変遷をたどりながら、今、求められているガバナンス、コンプライアンス、知財戦略、企業戦略、DX対応などを整理し、さらに経営層との連携、現場との橋渡し、外部専門家との協働といった観点から、企業価値を高める法務の在り方について講演します。

【TOPICS】

  • 法務部門の歴史と役割の変遷
  • 任天堂での法務・総務・製造部門を経た知見
  • 経営課題に直結する法務の重要性
  • ガバナンス・コンプライアンスと企業価値向上
  • 法務による組織のリスク感度の底上げ
  • DX・IT対応と法務機能の変化
  • 現場との信頼関係と法務の架け橋としての役割
  • 経営層との連携を通じた意思決定支援
  • 外部専門家との連携による高度な対応
  • 経営に資する法務部門のこれからの在り方