本コンテンツは、2025年4月に配信したJapan Innovation Review主催の「第1回IT運用フォーラム」における「基調講演:DX時代に求められるIT運用とは ~安定と革新を求めて~/最上千佳子氏」のアーカイブ配信動画(29分15秒)です(役職等を含め、内容は講演当時のものです)。

 DXの波が加速する今、IT運用には安定を守りつつ変革をリードする両立力が求められている。クラウドやAIの進展により、単なる運用管理ではなく、事業戦略を支える存在へ。環境変化への柔軟な対応、ユーザー部門との連携強化、求められる人材像の変化など、現場で何が起きているのか。ITプレナーズ取締役である最上氏が、その本質と今後の指針を鋭く読み解く。

講演動画はコチラ

講師よりメッセージ

「ITシステムの安定稼働」が責務とされてきたIT運用は今、変化するビジネス環境に迅速に対応する、戦略的パートナーとしての役割がこれまで以上に強く求められています。 もちろんそれは、低品質でもよいから変化すればよい、というわけではありません。 企業や組織がDXを進めていく中、IT運用は何を求められているのでしょうか。 安定と革新の2つの観点から、今、何を目指すべきかについてご紹介します。

【TOPICS】

  • 「安定運用」の再定義と環境変化への適応
  • リスク回避から変化対応力へと移るIT運用の役割
  • プロダクト志向に基づく運用組織の再構築
  • 仮説検証型の運用と顧客価値創出の関係
  • SREを取り入れたサービス品質の運用設計
  • トイル削減による運用イノベーションの推進
  • 標準化と自動化による組織学習の強化
  • IT運用人材に求められるスキルと意識の変化
  • DevOps成熟度の可視化と変革へのアプローチ
  • DXを支える運用の理想的な在り方