オンラインでも簡単に協働作業ができる!

3 離れていても協働できる
 在宅勤務が進む昨今、同じ職場で働く人間同士の間に物理的な距離が生まれている。オフィスでのチームによる協働作業の機会がめっきり少なくなったという人が多いのではないだろうか。

「Slackならば、オンラインでも簡単に協働作業ができるようになります」

 溝口氏はこう述べ、このようなシーンを示して説明する。例えば、翌週、ある顧客との商談を予定しているようなケースだ。

・事前に顧客の情報を得なければいけない
・社内承認を得て商談に持っていくノベルティを用意しなければいけない
・部下に商談資料作成を命じなければいけない etc.

 これらの作業にはさまざまなアプリケーション利用が伴い、そのたびにアプリの切り替えが発生し、タイムロスの要因になる。オフラインでも、誰かに報告・連絡・相談を持ち掛けるため移動が生じて時間が必要だ。

 溝口氏は、こうした課題を解決するSlackコミュニケーションのデモを披露。特筆すべきは、Slackが2,400を超えるアプリケーションと連携でき、Slackがそれらアプリのハブになるという点だ。

「『顧客の情報をSalesforceで調べる』『DropboxやOneDriveといったクラウドファイル共有サービスから提案資料のテンプレートを見つけ出し、チャットで共有する』『Asanaなどでメンバーのタスクを管理する』『Microsoft Teams、Zoom、Webexなどでビデオ会議を開く』といったことは全て“Slackから離脱することなく”Slack上“で行えます」

 承認に関しても、紙とはんこは一切不要。チャット画面から承認申請を出せば、上長のクリック1つで承認を得られる。まさしく“時短”の協働作業だ。

「プログラミングの知識がない方でも、ローコード&ノーコードの方で簡単にワークフローを構築できてしまう点が、Slackの大きな特徴です」