便利な機能がさまざまな用途に活用
日清食品ホールディングスは、早くからグローバルタレントマネジメントに取り組んできた企業として知られるが、それでも課題はあった。悩みを持つ社員を上司や人事が把握できておらず、「びっくり退職」が起きていたというのだ。
個々に対するコミュニケーションとフィードバックが不十分だったため、「上司と部下の1on1のミーティングを実施し、ミーティングの実施状況や効果はカオナビのパルスサーベイで行いました」と佐藤氏。
昨今、テレワーク下において、1on1のミーティングを実施する企業も増えているが、上司と部下の間のコミュニケーションがブラックボックス化しがちなのだという。「上司と部下の関係を斜めからフォローするような仕組みが必要ですが、その際にカオナビのパルスサーベイ機能なら、短時間で調査を行い、問題を発見できます」。フォローすべき社員の「フラグ立て」もできるので、悩みに応えたり、優良社員の突然の退職などを防いだりすることが可能になるのだという。
ホンダロジスティクスはカオナビを通じて計画的なジョブローテーションを実施している。「同社では『MUST』、『WILL』、『CAN』を社員から集めた上で、『カオナビ』上で人材やスキルを可視化、組織図を使いながら経営の意向、本人の意向、現場のマネジメントの意向を掛け合わせて戦略的なジョブローテーションを行っています」
会社としては経営人材を育成したいというニーズがあるが、それが現場のマネジメントや社員本人の意向とは合致しないこともある。「そのバランスが大事ですが、カオナビならこれらを可視化し定量的なデータをもとに判断できます」
最後の事例は阪急阪神不動産だ。同社は3社が統合して誕生した企業だが、社員同士がそれぞれの顔や業務内容を知らないという課題があった。そこで、「同社では社員のデータベースに顔写真だけでなく、職務、趣味、特技、性格診断などを本人の許可のもと掲載しています。これにより社員同士のコミュニケーションが活発化しました」と、カオナビの新たな使い方をしているそうだ。
佐藤氏は「幾つかの事例を紹介しましたが、カオナビをどう使うと課題が解決するかというノウハウもセットで提供できるのが当社の強みです。ぜひご相談ください」と結んだ。
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