出向社員と綿密なコミュニケーションをとっている「近鉄グループホールディングス」
近鉄グループホールディングス様では、採用後、ほとんどの社員がグループ会社に出向する形態をとられています。異動も出向先から出向先に異動していくという形になるため、近鉄ホールディングスに入社したというエンゲージメントポイントがどうしても薄くなりがちだそうです。
ホールディングスの人事としても、せっかく一括で優秀な人材を採用したにも関わらず、誰がどこにいてどう働いているのかがブラックボックスになっていることを懸念されていました。 若手社員の中には、放っておかれている印象を持ち、不安に感じている人もいたそうです。
近鉄ホールディングス様はそこで、「カオナビ」を利用し、出向中の社員とのコミュニケーションの円滑化に取り組みました。人事からメールを通じてアンケートを送り、不安な点があれば面談を実施するようにしたのです。
そのことにより、社員の皆さんも近鉄グループの一員として頑張るために自分のキャリアをどう築いていくかを人事部門ときちんと話すようになり、生産性の向上やモチベーションの向上に繋がっているそうです。
近鉄グループでは、グループ会社それぞれに独自の人事の方々もいらっしゃいます。そこで、カオナビのプラットホームを通じて、グループ横断で人材の能力を可視化して共有し、戦略的な配置やジョブローテーションなどを議論していくという仕組みもできつつあるようです。
パルスサーベイで社員の悩みをケア「日清食品」
日清食品様はグローバルタレントマネジメントで有名な会社ですが、一人一人の社員のケアもきめ細かく行われています。 その要となっているのが、「カオナビ」のパルスサーベイです。パルスサーベイは、社員にアンケートを実施し、コンディションを把握できる機能です。
コロナ禍において在宅勤務が続く中、コミュニケーション不足により従業員の孤独感や不安感を感じている企業が多いようです。中には上司と部下との間で定期的にミーティングを実施する企業もありますが、コミュニケーションがブラックボックス化しがちという課題もあるようです。そこで参考になるのが、日清食品様です。
日清食品様では、従業員のエンゲージメント向上や離職防止のために、2017年から上長と部下の1on1ミーティングを実施していました。2019年に「カオナビ」が「パルスサーベイ」をリリースしたことから、1on1ミーティングのアンケートとセットで活用されています。
調査内容の秘匿性の担保と、迅速な対応が大きな特長で、アラートが上がっているような社員をきめ細かくフォローすることで、社員の悩みに応えたり、優良社員の突然の退職などを防いでいるそうです。
「カオナビ」のパルスサーベイは、定点観測を行うことで社員のコンディションを時系列で可視化することができるのも大きな特長です。
3社の事例を紹介しましたが、「カオナビ」は業種、従業員規模、エリア、利用目的などさまざまな企業様の活用事例がございますので、よろしければこちらのページからもご覧ください。
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