ビジョンを明確化し、経営トップが発信する

 富士通は、働き方改革を始めて9年目になります。この過程で、改革を成功させる2つのポイントが見えてきました。1つは「ビジョン」、もう1つは「定着化・利活用」です。

 はじめに、どんな働き方をしたいかのビジョンをつくり、改革を明確化する必要があります。ビジョンをつくった上で、具体的な施策に落とし込みます。この考え方を「デザインシンキング」と言います。ビジョンを描くのは簡単ではありません。そこで、富士通では、その手助けをする空間を用意しています。浜松町にあるFujitsu Digital Transformation Centerです。ここでは、働き方改革を検討するに当たっての体験ワークショップを実施しており、現場の方から経営層まで集まってディスカッションしていただければ、簡易的なビジョンをつくることができます。経営層も含めて現場を知り、現場を変えることが、真の働き方改革につながります。

 次に重要なのは、定着化・利活用を進めるために、経営トップがビジョンを発信すること。現場に対して、動機付けや意識付けを徹底する必要があります。一方の現場では、明確に行動を変えなければなりません。行動を変えることで、実行力が向上します。富士通でも、富士通を根底から覆すような強いメッセージを社長から発信しています。現場の行動改革を起こそうという意思の表れです。

 今日はわれわれが活用しているソリューションも紹介させていただきましたが、それらのソリューションを導入すれば問題が解決する、といった短絡的な話ではありません。現実を知っていただき、何を変えるべきなのか。それを踏まえて自社に合ったビジョンを描いていただきたい、という思いでお話をさせていただきました。必要に応じてお声掛けいただければ、ワークショップやコンサルタントによる提案を通して、皆さまの会社をアシストさせていただきます。

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