天守がなければタダの城?石川数正はなぜ、松本城を「不細工」に築いたのか 石川数正が築いた松本城は名城か?(後編) 【JBpressセレクション】 2024.6.9(日) 西股 総生 フォロー フォロー中 生活・趣味 歴史 シェア273 Tweet この写真の記事へ戻る 松本城の黒門と天守 撮影/西股 総生(以下同) 二ノ丸に復元された太鼓門。近世城郭の枡形としては珍しいスタイルだ 武田信玄が本拠とした躑躅ヶ崎館の枡形。松本城の太鼓門と同型である 松本城は完全な平城なので、そのままでは遠望が効かない 天守正面の水堀だけが不自然なほど幅広となっている このように石垣を積んだり天守を建てたりするためには、高度な技術が必要だった 巽櫓は上層階に華頭窓を一つだけ付けて、乾小天守と共通デザインにししている。なかなか心憎い配慮だ 大天守は不格好だが、この角度から天守群全体を眺めるとなぜかカッコイイ