3年間だけの特別な建築「太宰府天満宮 仮殿」、1000年の未来につなぐ“浮かぶ森”
太宰府天満宮仮殿全景。写真は完成間もない2023年5月に撮影したもの。屋根の上の新緑が初々しい(以下、写真はすべて萩原詩子)
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現在の御本殿。安土桃山時代の1591年に、筑前の国主・小早川隆景が造営した。国の重要文化財に指定されている。手前は御神木の「飛梅」(とびうめ)
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楼門越しに見る仮殿。門の朱と樹木の緑が鮮やかなコントラストを成す
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天神中央公園から見た複合施設「アクロス福岡」(福岡県福岡市)。1995年の完成以来約30年の歳月を経て、すっかり自然の山のようになった
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2023年12月の仮殿。常緑樹が多いので冬も緑が絶えない。改修工事のための素屋根に覆われた御本殿を背に、周囲の木々とつながる
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仮殿を見上げる。屋根の下はお椀のように膨らんでいる
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2024年2月、仮殿の屋根にも飛梅と同じ白い梅が咲いた。写真では隠れているが、仮殿の右奥でも飛梅が咲いていた
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2023年5月、工事を待つ御本殿(左)と並ぶ仮殿。仮殿の反り返った天井も、日本の伝統的な神社建築に通じるものだ
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太宰府の豊かな緑を映す九州国立博物館。設計は江戸東京博物館などを手掛けた建築家・菊竹清訓氏
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天満宮の杜に鎮まるピラミッドのようなアート作品。田島美加氏による「エコー」と「ナルキッソス(太宰府)」(2021年/2022年)。写真は2022年5月に撮影したもので、「ナルキッソス」は2024年2月現在修理中
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