1950年までに撮影されたアマゾンの大蛇写真。背景は同種と思われるアマゾン産、オオアナコンダの皮。(山根一眞所蔵写真と標本)
(注)ネット上では出所不明、虚偽の疑いがある大蛇写真が拡散しているため、本記事に掲載する写真のうち山根一眞所蔵写真や図については出所を明確にするため「Archives of Kazuma Yamane」のバナーを入れてあります。
アマゾン最大の大蛇伝説の「原点」の写真。写真の右端には写真をプリントした写真館の名がある。(山根一眞所蔵資料)
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実写した路上に直径80cm、長さ40mの長い筒を置くイメージ画像を合成してみた。(撮影と作画・山根一眞)
ティタノボアの骨格の部分化石はフロリダ自然史博物館(米フロリダ州ゲインズビル)にある。その説明をする同博物館の古脊椎動物学者、ジョナサン・ブロッホ氏は、発掘調査でティタノボアに食べられたと思われるゾウガメや原始的なワニの仲間の骨格も発見している。ティタノボアの直径は右写真の通路幅ほどあり、体長12.9m、重量1.125tに達したと推定。(出典:フロリダ自然史博物館、2009年4月1日の報告、写真・レイ・カーソン)
「Lexus LS」と比較すると40mの大蛇はLexus LSを7台半並べたのに匹敵、ティタノボアの約3倍だ。(作図構成・山根一眞、出展:Lexus LS写真はレクサス専用サイトから引用、シロナガスクジラと人物はフリー画像)
米・スミソニアン博物館が、ニューヨーク市マンハッタン区のグランド・セントラル駅で行ったティタノボア模型の展示写真。(Credit:Mark Von Holden/Smithsonian Channel October 23, 2012)
ティタノボアを40mの大蛇に拡大加工してみた。等尺拡大すると胴体の太さは3.1倍になる。その半分としてもとてつもない太さだ。(写真・スミソニアン博物館の写真を山根一眞が改変構成)
「40m、80cm、5t」のアマゾンのアナコンダと後ろの人影。写真は遠方ほど小さく写るので、この人影のサイズから大蛇はそう大きくないことは明らかだ。(写真:山根一眞所蔵資料)
A・「40m、80cm、5t」の大蛇。B・ティタノボアのサイズを元に40mに拡大したアマゾンの大蛇。C・それを半分以下にスリム化。半分の「太さ」としても胴体の太さと人の身長を比べると、「40m、80cm、5t」の写真に写っている人のサイズは、はるかに小さくなければおかしい。(作図・山根一眞)
東洋計量史資料館所蔵の「牛馬掛秤」に載って説明する土田泰秀館長。大正13年(1924)から昭和45年(1970)年まで使用されていたもので、最大で1200kgまで計量できる。(撮影・山根一眞)
『図書新聞』の大蛇論争を受けて、動物学者の高島春雄氏への反駁として書かれた寄稿記事。(出典:『文藝春秋』(1958年1月号)、大宅壮一文庫収載資料)
2021年7月30日、タバチンガで連邦警察がコロンビアからの麻薬密輸を摘発したことを伝えるアマゾンのニュースサイト。犯罪組織は家庭用電化製品やガスボンベなどにコカインを隠して密輸をはかったという。(出典:
Fato Amazonico)