フィリピン、コロナと戦う女性医師はなぜ虐殺された

政府の「共産勢力一掃」作戦、人権無視のケースがゴロゴロ
2020.12.23(水) 大塚 智彦 follow フォロー help フォロー中
アジア・オセアニア
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東南アジアではインドネシアに次いでコロナ感染者が多いフィリピン。殺されたマリー医師は、地域のコロナ対策のリーダーだった。*写真は本文と直接関係ありません(写真:ロイター/アフロ)
昨年11月、警察は左派系政党連合の事務所に踏み込み、3人の人権活動家を銃と爆発物の不法所持容疑で逮捕した。その中の一人、レイナメイ・ナシノ容疑者(23)は当時妊娠しており、逮捕後の今年7月、マニラ市内の病院で女の子を出産。拘置所での授乳を望んだが認められなかった。未熟児として生まれた赤ちゃんは、10月9日、肺炎で死亡。母親のナシノ容疑者は、通夜と埋葬のわずかな時間だけ外出が許されたが、防護服に手錠姿で娘の遺体に向き合うしかなかった。ナシノ容疑者を含めた3人は彼らの容疑について、証拠が仕込まれた「でっちあげ事件」と訴えている。(写真:ロイター/アフロ)

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