ブイヨンも手作り? 手が込んでいた昭和の家カレー 「栄養と料理カード」でたどる昭和レシピ(7)カレーライス 2018.8.24(金) 三保谷 智子 フォロー フォロー中 食 芸術文化 シェア91 Tweet この写真の記事へ戻る 家庭料理の定番「カレーライス」。雑誌『栄養と料理』でも多数回、取り上げられている。 1938(昭和13)年6月号の「栄養と料理カード」。「メリケン粉」は小麦粉のこと。戦前の計量スプーンは統一されておらず、このカードでは「D.S.=デザートスプーン14cc」「t.s.=ティースプーン7cc」を使用。 拡大画像表示 1954(昭和29)年8月号。カードの料理の食材に合った小さな広告入り。 拡大画像表示 1956(昭和31)年7月号。カードと連動した2ページの口絵やカードのイラストから、カレーはソース鉢に別盛りにしていることが分かる。また、口絵では薬味はガラス小皿に入れている。カード表面の下方に「(食材の)価格82.58円」とあるが、当時の本誌定価85円に匹敵する。 拡大画像表示 1970(昭和45)年7月号。きゅうりのピクルス、レーズン、月桂樹の葉も加えて煮込む。 拡大画像表示 1973(昭和48)年3月号。写真の盛りつけに時代を感じる。木をくり抜いた器2つに人数分のカレーとごはんを別々に盛りつけ。パーティーを想定したものだろうか。 拡大画像表示