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渋沢栄一の「エリートらしからぬ」人脈構築術

約500の企業に関わる裏で培った人的ネットワーク
2017.12.5(火) 有井 太郎 follow フォロー help フォロー中
経営人物地域経済
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渋沢栄一が大倉喜八郎らとともに手がけた帝国ホテル。(写真:国立国会図書館
國學院大學経済学部准教授の石井里枝氏。東京大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。三菱経済研究所研究員、愛知大学経営学部准教授を経て現職。著書に『戦前期日本の地方企業‐地域における産業化と近代経営‐』(日本経済評論社)、『日本経済史』(ミネルヴァ書房)などがある。
大倉 喜八郎(おおくら・きはちろう):1837〜1928年。明治・大正期に活躍した実業家。東京電灯(電燈)や帝国ホテル、日清豆粕製造(現・日清オイリオ)など、数多くの企業を設立する。渋沢栄一ともたびたび手を組んだ。(写真:国立国会図書館
渋沢 栄一(しぶさわ・えいいち):1840〜1931年。埼玉県の農家に生まれ、若い頃に論語を学ぶ。明治維新の後、大蔵省を辞してからは、日本初の銀行となる第一国立銀行(現・みずほ銀行)の総監役に。その後、大阪紡績会社や東京瓦斯、田園都市(現・東京急行電鉄)、東京証券取引所、各鉄道会社をはじめ、約500もの企業に関わる。また、養育院の院長を務めるなど、社会活動にも力を注いだ。(写真:国立国会図書館

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