セックスは神との合一のため、というタントラ思想に迫る 男神と女神が交接するチベット密教の本尊「カーラ・チャクラ」像。なぜ最高神はセックスしているのか(画像は筆者所蔵の掛軸・チベット密教のタンカ) (画像1/6) インドの首都デリーから南東に620キロの位置にあるカジュラーホの寺院がある(画像は筆者撮影、以下同) (画像2/6) 死後の理想的な楽土は、歓喜と愉悦そして愛の願望が達せられるところであり、艶麗赫奕なる、豪奢な紅閨翠帳の後宮を思わせる (画像3/6) 至る処で生々溌刺なエロティシズムが謳歌かされている (画像4/6) ミトゥナ像の性交姿態の大半が立位、口唇性交、集団性交の3種に分類される。立位は性的恍惚感を増大させるものとして、ヒンドゥーの貴族社会では好まれた態位とされる (画像5/6) 女神像に見る豊満な肉体美。性交姿態は歓喜と愉悦、愛の願望が叶えられた瞬間をあらわし、神々はエクスタシーに耽溺しながら、さらなる大きな法悦へと永劫回帰してゆく (画像6/6) セックスは神との合一のため、というタントラ思想に迫る この写真の記事を読む