名古屋城だけじゃない、老朽化した「コンクリ天守」の再建問題と解決策
名古屋城 撮影/西股総生(以下同)
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松本城天守。貴重な現存12天守のうちの一つ。数百年の歳月を耐えた本物には気高さゆえの美しさと迫力が宿る
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岡山城天守。戦災で焼失し戦後に鉄筋コンクリートで外観復元されたが、細部には違いも目立ち、残念ながら本物の美しさには及ばない
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伏見城の城外に遊園地として建設された「伏見城天守閣」。老朽化のため現在は閉鎖されている(手前に黄色いテープが見える)。デザインセンスは悪くないのだが…
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静岡県の遠江小山城。戦国時代の武田氏の城跡に建てられた天守型の展望台だが、老朽化が進みつつあるようだ。この城にはすばらしい空堀と土塁が残っているのだが…
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大垣城天守。戦災で焼失し戦後にコンクリートで外観復元された。近年、耐震補強に伴うリニューアルが行われ、外観が修正されている
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福岡城天守台の石垣。江戸時代初期には豪壮な天守が建っていたが、外観は不明。地元には天守復元を望む声もあるが、史実に基づかない天守は歴史の捏造でしかない
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ライトアップされた大野城天守(福井県)。史実を無視した姿のコンクリ天守だが、遠目にはなかなか格好がよい。建物は老朽化が進んでいるが、この天守が無くなったら無くなったで寂しいかもしれない
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名古屋城だけじゃない、老朽化した「コンクリ天守」の再建問題と解決策
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