高効率な東新潟火力発電所の「実力」と日本の基幹電源を考える 電力の安定供給には実績あるベテラン火力のいっそうの活躍が必要だ 2022.10.20(木) 杉山 大志 フォロー フォロー中 環境 経済 エネルギー・資源 シェア32 Tweet この写真の記事へ戻る LNGによる火力発電は、石炭や石油に比べ環境負荷が少ないとされる。写真はLNG輸送船(写真:アフロ) 【図1】東日本大震災の被災状況。3月11日の大震災で新潟県以外の火力・原子力発電所は全て停止した。同年8月末になっても太平洋側では多くの発電所が停止したままだった。出所:経済産業省(https://www.bousai.go.jp/kaigirep/chousakai/tohokukyokun/9/pdf/sub2.pdf) 拡大画像表示 【図2】世界のガス価格指標比較。日本平均LNG輸入価格はスポット価格(JKM)より低くなっている(注:EUA=EU排出権価格、米国HH=米国の天然ガス価格指標、TTF=オランダの天然ガス価格指標、JKM=東アジアの天然ガス価格指標)。出所:JOGMEC(https://oilgas-info.jogmec.go.jp/nglng/1007905/1009475.html) 拡大画像表示