歴史の必然、専制国家の手に落ちた香港がたどる「衰退」への道 ライバル、シンガポールは「代替都市」になり得るのか? 2022.1.2(日) 高橋 清 フォロー フォロー中 中国 アジア・オセアニア シェア70 Tweet この写真の記事へ戻る 世界的企業が入居している香港の高層ビル群 久末 亮一(ひさすえ・りょういち)氏 日本貿易振興機構(JETRO)アジア経済研究所 開発研究センター 企業・産業研究グループ 副主任研究員。学術博士(東京大学)。香港大学アジア研究センター客員研究員、東京大学大学院総合文化研究科助教、政策研究大学院大学安全保障・国際問題プログラム研究助手などを経て、2011年から現職。流暢な広東語を武器に香港の政財界に太いパイプを持つほか、最近はシンガポールの研究にも力を入れている。主な著書に『香港 「帝国の時代」のゲートウェイ』(名古屋大学出版会、2012年)、『転換期のシンガポール──「リー・クアンユー・モデル」から「未来の都市国家」へ』 (日本貿易振興機構アジア経済研究所、2021年)など。 フリーポートであることを活かした物流のハブである香港