マスコミの誤解だった「ミカンは肌によくない」 柑橘類の摂取と身体への作用(前篇) 2019.5.17(金) 漆原 次郎 フォロー フォロー中 健康 食 シェア0 Tweet この写真の記事へ戻る ミカン科のミカン属、カラタチ属、キンカン属の植物を総称して「柑橘(かんきつ)類」とよぶ。 杉浦実(すぎうら・みのる)氏。同志社女子大学生活科学部食物栄養学科食品機能学研究室教授。薬学博士。1990年、京都工芸繊維大学大学院繊維学研究科修士課程修了。民間企業で天然物からの生理活性物質の探索研究に従事。1999年、農林水産省に入省、果樹試験場カンキツ部研究員。改組を経て、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)果樹茶業研究部門カンキツ研究領域カンキツ流通利用・機能性ユニット長に。静岡県引佐郡三ケ日町(現浜松市北区三ヶ日町)において2003年度から10年間にわたり実施した栄養疫学研究「三ヶ日町研究」を主導。2018年4月より現職。現在は、食品が有する生体調節機能の解明などをテーマに研究と教育を行う。 左からグレープフルーツ、温州ミカン、オレンジ。含まれている成分は相当に異なる。