会社員から漁師へ、手作り「魚醤」で産業興し 南さつま市の港町、坊津は高齢化が進み、元漁師たちが波止場で釣りを楽しむ様子が見られる(筆者撮影、以下同) (画像1/8) 坊津蔵の代表、村主賢治さん (画像2/8) 坊津はリアス式海外で国指定名勝でもある。写真向こうに見える二本のそびえ立つ巨岩は双剣石。江戸時代、歌川広重に画題として用いられもした (画像3/8) 港の近くにある工房に並ぶ魚醤たち。トカラ時代からの魚醤も多くある (画像4/8) 発酵を促すために定期的に撹拌作業をする (画像5/8) 95度で15分煮立て発酵をとめ、細菌を死滅させたあとコーヒーフィルターで漉していく。コーヒーフィルターというのが手作り感満載でなんともいい (画像6/8) 手造りの燻製室。燻製は30度~38度で1時間薫じたあと、50度~60度で8時間薫じる。60度以上だとタンパク質の変成が起きるのを嫌ってとのこと。そして最後の1時間は70度~80度で殺菌を行う (画像7/8) パッケージ化された燻製の商品群。未利用、低利用の魚を活用している。焼酎にぴったり合う (画像8/8) 会社員から漁師へ、手作り「魚醤」で産業興し この写真の記事を読む