ラーメン・居酒屋・バー「KU」の店内。ガラスで覆われた店内は、和食店とは思えない明るさで、酒類を飲むのが憚られる。これも、現代ロシア人の求める健康志向にマッチした店舗デザインであり、ノボシビルスクではすでに集客効果は実験済みと経営者のイワノフ氏は語っていた。
厨房内部の様子。ラーメンという、ロシア人にはまだ馴染みのない料理をどのようにロシア人に紹介していくか。小皿料理を3種注文し、酒類を楽しむ。そして、その最後をラーメンで締める。こんなプレゼンテーションに決まったそうだ。そうなると、ラーメンは男の食事。調理人も全員男性を採用した。
経営者白浜氏を囲み、「KU」開店のお祝いに駆けつけた筆者と関係者。経営者のデニス・イワノフ氏は多店舗で名を馳せたレストラン事業家なので、モスクワにも2号店ができるのは時間の問題だろう。調理場のスタッフには、2号店の研修生も含まれているようだった。
「カラオケバー清水」の清水恵美子ママと「レストラン青空ラウンジ」料理長沼本氏。モスクワでこんな写真が撮れるようになったこと自体、大変な進歩である。