DXのゲートを開く共創の場
KDDI DIGITAL GATE

 KDDI DIGITAL GATEには、当社が持つアセットの粋(すい)を結集しています。通信事業者として培ってきた知見やノウハウ、さらには5GやIoTといった最先端のデジタルテクノロジーを用意すると同時に、アジャイルな組織へと生まれ変わる過程で得たデザイン思考やスクラムといったアプローチなども集約。DX達成のために参画いただいた企業の皆さんに、「仮説、構築、改善」を小さく高速で繰り返していくプロセスを、実体験しながら習得していただく場としています。2018年9月に開設したばかりですが、すでに大企業を中心に140以上の企業が参画してくださっています。

 具体的に何が行われるのかというと、大きく3つのステップに分かれます。1日で実施するステップ1では、1~2時間の簡易的なワークショップへの参加やKDDI DIGITAL GATEの開発チームが1日で開発したプロトタイプのレビューなどを通して、KDDI DIGITAL GATEの機能を知っていただき、どう活用できるかを考えていただける場としています。4〜8週間かけて実施するステップ2では、デザイン思考の専門家によるファシリテートに基づくUX(ユーザー体験)デザインのワークショップなどを含んだアジャイル型PoC(概念実証)のプロセスを実際に体験していただきます。そしてステップ3では、8~12週間かけてアジャイル・スクラムを用いたチーム開発を、KDDIのスクラムメンバーと一緒に実践していただきます。

KDDI DIGITAL GATEが提供するサービス開発プロセス ~ 仮説、構築、改善を小さく高速に繰り返す ※1 Minimum Viable Productの略:顧客にとって価値のある最小限の機能を持った製品
拡大画像表示

 もちろん、参加していただく企業の方々の状況やご希望に応じて、KDDIやパートナー企業が持つ多様なアセットをご提供させていただき、自社だけでは実現困難な目標に向かって共に考え、DX達成の支援や連携をさせていただく準備を整えています。例えば2011年の創設以来、多数のベンチャー企業の発掘・支援・共創を展開してきたインキュベーションプログラムである「KDDI ∞ Labo(ムゲンラボ)」や、2012年から稼働しているハンズオン型のコーポレートベンチャーファンドである「KDDI Open Innovation Fund」などがあります。その他にも、KDDIとアクセンチュアがそれぞれの強みを持ち寄って設立した、国内最大級となる約150人のデータサイエンティストが所属するデータ分析企業「ARISE analytics」などのノウハウも活用いただけます。

 多くの企業がそれぞれの理想を持ってDXを達成しようとしている今、そのための実行プランを見つけ、必要となるノウハウやアセットを獲得していく“GATE”として活用していただくことを、私たちKDDIは願っています。今後も本当の意味で日本のデジタルビジネスが花開くためのサポートをさせていただき、共に実りを得ていきたいと思っています。

<PR>