例えば、Plan(計画)段階ではExcelで作成された顧客リストとグループウエアのスケジュールツールで作成された訪問計画とが連動しておらず、多くの企業で、営業マンが「勘」を用いて行動を起こさざるを得ない状況が定着化しています。

 Do(実行)段階では日報作成や見込み管理の作業に時間をかけなければならないため、コア業務である顧客訪問にかける時間が相対的に限られている実態があります。営業会議に用いる資料作成なども重なってくるため、時間のやりくりを「根性」で乗り切るのが常態化してしまっている。しかも、こうして個々の営業マンが作成するドキュメントの大半が、他ツールとの連動性を持たないExcelなどがベースとなるため、営業の進捗状況を正しく把握することが難しくなり、Check(評価)段階で経験豊富な上司が適切なアドバイスや情報共有をタイムリーに行っていくことや、営業マンの成果を正しく評価することも困難になっています。

 以上のように、使用ツールもPDCAサイクルもぶつ切りな状態ですから、Action(改善)段階でもアナログな「経験」則だけが頼りになり、成果がなかなか上がっていかない負の連鎖が続いているわけです。

 グループウエアや名刺管理ツール、社内SNS等々、会社には多様多彩なツールが導入されたのに、「バラバラ問題」を解決するには至っていない。既存のCRM/SFAもこれらの一群と並列に部分最適ツールとして認識されてきたところがあります。ですから今ソフトブレーンが取り組んでいるのは、真の全体最適。お客様企業におけるデータの一元化と、これを最大限に有効活用するためのワンストップソリューションの提供です。お客様の生産性向上を阻んでいるボトルネックの見える化を行い、状況に応じた解決策を用意。営業活動のPDCAサイクルを回せる仕組みを構築し、売上を向上しながら残業時間を削減できる組織の実現を目指しています。

 システム(CRM/SFA)の提供に加え、人材、すなわち営業力強化につながるコンサルティングや教育の提供、そして定着支援を専任チームが担うという、三位一体の支援を展開。デジタル変革と働き方改革の時代に、真の目標である生産性向上を実現するために、これまで以上の貢献をしていきたいと考えています。

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