尾木ママに聞くいじめ問題「認知件数は氷山の一角、見落とされる重大事態」 《前編》被害者家族の泣き寝入りは驚くほど多い、加害者への厳罰主義では解決しない 2023.10.31(火) 湯浅 大輝 フォロー フォロー中 シェア8 Tweet この写真の記事へ戻る いじめ防止対策推進法のきっかけとなった2011年の大津市のいじめ自殺事件。2012年8月、第三者委員会の初会合を終え、報道陣の質問に答える尾木直樹氏(写真:共同) 出所:令和4年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(文科省のホームページより)拡大画像表示 尾木直樹(おぎ・なおき) 1947年滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、私立海城高校、東京都公立中学校教師として、22年間子どもを主役とした創造的な教育を展開。その後大学教員に転身して22年、教壇に立つ。2004年に法政大学キャリアデザイン学部教授に就任。2012年4月法政大学教職課程センター長・教授。定年退官後、現在は法政大学名誉教授。主宰する臨床教育研究所「虹」では、現場に密着した調査・研究に取り組んでいる。2023年4月都立図書館名誉館長に就任。 (写真:アフロ)