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求められる新たな発想と技術、果てしなく続く土石流との戦い

【山根一眞の万有探査】「経験のない大雨」災害時代の教訓(2)
2021.10.5(火) 山根 一眞 follow フォロー help フォロー中
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停滞前線による大雨で発生した広島市西区田方の土砂流。住宅地に流出した土砂・流木が広く氾濫。(2021年8月15日撮影の斜め空中写真。提供・アジア航測、朝日航洋)
72時間降水量の期間最大値。「観測史上1位を更新」「8月として1位の値」が多く、九州北部から広島を中心とした中国地方の雨量が凄まじかったことを物語る。(出典:気象庁)
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8月13日の天気図、衛星画像、雨量分布。(出典:気象庁)
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2021年8月12日06:00~16日06:00の九州・中国地方の危険度分布。
https://youtu.be/GMmTLI8zD0s
気象庁土砂災害キキクル地図の画面キャプチャ動画を10倍速で記録(キキクルの元データはこちら
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2021年8月12日06:00~16日06:00の広島の危険度分布。
https://youtu.be/og3a7qhvRU8
気象庁土砂災害キキクル地図の画面キャプチャ動画を10倍速で記録(キキクルの元データはこちら
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「阿武山は標高が585.9mで東京都の高尾山(標高599m)とほぼ同じです。各地の里山を訪ねてきましたが、高尾山では山頂から山裾までは1Kmの水平距離に対して300mの高低差があります。一方、阿武山は1Kmの水平距離に対して490mの高低差。こんな急峻な山は関東にはなく、その直下ぎりぎりに住宅密集地があるなど東京の人には想像もできないでしょう」(Aさん)(撮影:Aさん)
2018年、建造中と思われる砂防ダムの一部。(撮影:Aさん)
2021年8月 住宅街ぎりぎりに迫る砂防ダム。一部、まだ工事中のようだ。(2021年8月14日午後。撮影:Aさん)
手前の国道54号と砂防ダムの間は400~500mだが、住宅がびっしりと軒を連ねている。「砂防ダムの上から見下ろされているような感覚でした」(2021年8月14日午後。撮影:Aさん)

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