逃走事件のヘビより巨大だった我が家の4メートル「アナコンダ」

【山根一眞の万有探査】「大蛇」の恐怖と魅力と「伝説」(1)
2021.6.29(火) 山根 一眞 follow フォロー help フォロー中
生物学
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米フロリダ州で2021年7月9~18日に毎年恒例の、大増殖している外来種のアジア産ニシキヘビ駆除のための捕獲コンテストが開催される。6月3日に行われた捕獲のデモンストレーションの様子(資料写真、写真:AP/アフロ)
久々に引っ張り出したオオアナコンダの皮。巻物のように巻いて保存してあった。(撮影・山根一眞)
42年前に得たものだが模様や色が思いのほか残っていた。少しでも大蛇の姿を再現しようと伸ばした皮を若干丸太状に膨らませてみた。鞣(なめ)していない皮ゆえ乾燥し縮んでいるので実際はもっと長く、太さもワインの瓶3倍以上だったようだ(撮影・山根一眞)
世界最大の川、全長約6300kmのアマゾン川の流域を「アマゾン」と呼ぶ。その流域面積はおよそ700万平方キロメートル。赤道直下であるため豊かな熱帯雨林を形成。日本の国土の18倍もあり、ブラジルのほかコロンビア、ベネズエラ、エクアドル、ペルー、ボリビア、スリナム、フランス領ギアナなど数カ国にまたがっている
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大西洋岸と太平洋岸を結ぶ目的でアマゾンを貫き開通したばかりのアマゾン横断道路(全長5500km)を開拓者たちと1200km走った時の筆者。大きな支流に橋はなく、「バルサ」と呼ぶ簡易フェリーで渡河するしかなかった
1979年のアマゾン日本人移住50周年記念として出版した開拓冒険ノンフィクション『アマゾンで日本人はガランチードと呼ばれた』(内田老鶴圃新社刊)
この本は1987年に『アマゾン入門』(文藝春秋刊)として再出版された。現地の友人に「表紙写真に焼畑農業のための“山焼き”の写真を使いたい」と話していたが、現地に着くなり伐採済みの彼の所有地である密林に案内され、2km四方に火をつけ、「さぁ撮って」と言われたのには驚いた(撮影・山根一眞)
ブラジルアマゾン産オオアナコンダの体表(山根一眞所蔵標本)
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