宿場町熊川宿、目指すのは「保存」ではなく「持続」

文化財を保存しながら町並みを維持する有効な方策とは
2020.11.27(金) 島田 薙彦 follow フォロー help フォロー中
地域経済地域振興
シェア0
このエントリーをはてなブックマークに追加
この写真の記事へ戻る
古くからの町並みが残る宿場町熊川宿
熊川宿は若狭と京都を結ぶ若狭街道(通称鯖街道)にある古くからの宿場町(Googleマップ)
拡大画像表示
町の中心地にあるシェアオフィス&スペース「菱屋」。手前がコーヒーショップ、奥がオフィス部分。菱屋は以前宿場で一番大きな商家だった
左からデキタの時岡壮太さん、若狭熊川宿まちづくり特別委員会会長の宮本哲男さん、若狭町政策推進課の池田和哉さん
景観整備の前(昭和)と後(現在)。電線を地下化し、舗装を替え、川をコンクリート張りから石積みに替えるなどの地道な改修を行った。左の建物は修理を行い、今年の7月に給食カフェ「はな結」としてオープンした
熊川宿の旧街道(白色)は、画像左上の駐車場から右下の道の駅までの約1kmで、国道303号(黄色)と並行している。交通量の多い国道が町中を通っていないことが、町並みの維持に大きく作用したのではないだろうか(Googleマップ)
拡大画像表示
一棟貸し切りの宿「八百熊川 ほたる」。小さな看板以外、普通の古民家にしか見えないが、内部は現代ふうのダイニングルーム、洗面所、ベッドルームに改装されている
熊川宿の旧街道を端から端まで歩くと15分ぐらい。中心から離れると人通りも少なく、静かな町並みが続く
今年7月に出店したばかりのセレクトショップ「うさぎ」

地域の写真

首都圏で戸建住宅の分譲戸数が一番多い「埼玉県川口市」、マンションの街から変貌を遂げる“住みやすさ”の秘密
【大混雑ゴールデンウィーク】京都にみるオーバーツーリズム、ホテルが増え住民は減る…「観光が成長を牽引」は幻想
赤字ローカル線復活の試金石に、近江鉄道「上下分離」で滋賀県は変わるか?鉄道中心のまちへ、踏み出した第一歩
廃線危機のローカル線が超満員…近江鉄道“全線無料”で3.8万人「こんな人出見たことない」嬉しい誤算、感じた需要
年間1800名が訪れる廃線ウォーク、「峠の釜めし」で知られた旧信越本線・碓氷峠にはなぜ今も人が集まるのか
「地元の川でのサケ漁は先住権」アイヌ民族の訴えはなぜ退けられたか 世界で広がる先住民の権利保障、日本は不十分

本日の新着

一覧
首都圏で戸建住宅の分譲戸数が一番多い「埼玉県川口市」、マンションの街から変貌を遂げる“住みやすさ”の秘密
山下 和之
将来は飲み薬で若返り!老化は必然ではなく「病気」、知識と意識、科学で健康寿命は延ばせる【エイジング革命③】
早野 元詞
増える小学世代の海外留学、新たな選択肢「親子留学」のお金事情
母子ふたりの親子留学
高橋 香奈子
【井上尚弥vsルイス・ネリ】WBCやWBA…プロボクシング4団体って?なぜテレビでやらない?巨額ファイトマネーは?
杉原 健治
フォロー機能について

フォロー機能とは、指定した著者の新着記事の通知を受け取れる機能です。
フォローした著者の新着記事があるとヘッダー(ページ上部)のフォロー記事アイコンに赤丸で通知されます。
フォローした著者の一覧はマイページで確認できます。
※フォロー機能は無料会員と有料会員の方のみ使用可能な機能です。


設定方法

記事ページのタイトル下にある「フォローする」アイコンをクリックするとその記事の著者をフォローできます。


確認方法

フォロー中の著者を確認したい場合、ヘッダーのマイページアイコンからマイページを開くことで確認できます。


解除方法

フォローを解除する際は、マイページのフォロー中の著者一覧から「フォロー中」アイコンをクリック、
または解除したい著者の記事を開き、タイトル下にある「フォロー中」アイコンをクリックすることで解除できます。