自衛隊特殊部隊、現場の隊員が心から思っていること 『邦人奪還』著者、伊藤祐靖氏が語る自衛隊と国防のリアル 2020.7.12(日) 鶴岡 弘之 フォロー フォロー中 安全保障 シェア515 Tweet この写真の記事へ戻る 海上自衛隊のこんごう型護衛艦「みょうこう」(出所:海上自衛隊ホームページ) 『邦人奪還 自衛隊特殊部隊が動くとき』(新潮社) 伊藤 祐靖(いとう・すけやす)氏 1964年、東京都に生まれ、茨城県で育つ。日本体育大学から海上自衛隊に入隊。防衛大学校指導教官、護衛艦「たちかぜ」砲術長を経て、「みょうこう」航海長在任中の1999年に能登半島沖不審船事案に遭遇した。これをきっかけに全自衛隊初の特殊部隊である海上自衛隊「特別警備隊」の創設に携わった。2007年、2等海佐の42歳のときに退官。後にフィリピンのミンダナオ島で自らの技術を磨き直し、2020年6月現在は各国の警察、軍隊への指導で世界を巡る。国内では、警備会社等のアドバイザーを務めるかたわら私塾を開き、現役自衛官らに自らの知識、技術、経験を伝えている。著作に『国のために死ねるか 自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動』『自衛隊失格 私が「特殊部隊」を去った理由』などがある